「桜花忍法帖 〜バジリスク新章〜」感想

  • 2016.01.06 Wednesday
  • 22:22
 年末に立ち寄った書店で、偶然見つけて購入した新刊本の感想です(講談社タイガ文庫)。

◎山田正紀「桜花忍法帖 〜バジリスク新章〜」(上・下)

 SF作家として有名な山田正紀氏の忍法帖モノで、山田風太郎忍法帖シリーズの第一作にして傑作「甲賀忍法帖」(…にして、コミック化作品「バジリスク」)の《続編》!「甲賀忍法帖」は、三代将軍の世継問題に絡んで、伊賀・甲賀精鋭の忍者たち―10人対10人によって繰り広げられる壮絶な死闘の末、愛し合う二人の若き忍者−甲賀弦之介と朧も含めて、20人全員が全滅する悲劇……。ちなみに、表紙のイラスト(上下巻2種)は、「甲賀忍法帖」を三見事に時代劇コミック化した、せがわまさき氏が描いている。

バジリスク

 「桜花忍法帖」は、ラストで死んだ筈の弦之介と朧が生き延びて生んだ、男女の双子の忍者―甲賀八郎と響が主役の物語だ。サイボーグ009・ヨミ編のラストのように、あれだけ見事な結末を見せた物語なのに、「生きていて」「子供がいた」と言うのは何だかな〜〜?…と言った感じなんだが!(笑)まあ、その"大前提"を受け入れないと先に進まないので、そこはスルーすると言う事で。その点さえクリアしてしまえば、後は目一杯楽しめた!
 
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007/スペクターを見に行ってきた。

  • 2015.12.18 Friday
  • 01:05
 12月10日に、007シリーズ・第24作「スペクター」を見に行ってきた。細かな感想は後にして、先ず感じたのは「過去作品へのオマージュはあちこちに感じつつも、リアルでハードで見応えのあった、やっぱり面白い007映画だった!」と言う事だ。

 人間的な弱さ(逆に、それが魅力でもあるんだが)を感じさせ、「殺しの許可証」を持ちつつも、決して「沈着冷静な殺人マシン」ではないクレイグ=ボンド。過去の3作が、新人情報部員のボンドが、自分の内面に向かいつつも、MI6の情報部員として任務を遂行する物語であり、今回のその流れを踏襲しつつ、過去の007映画を思わせるシーンもかなりあった。では、ここからは、それらを思いつくままに上げて行こう。
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流れ橋と四季彩館

  • 2015.12.17 Thursday
  • 21:04
 先日、仕事休みの日、久々に流れ橋へ行ってきた。自分のブログ記事を調べてみると、前回行ったのは、2014年4月24日。この時は、2013年9月の台風で流されたの橋が復旧したのを知らせる新聞記事を見て、翌日に行ってきた。結局、その後の暴風雨でまた流されてしまったのだが……。

 今回、久々に行くきっかけとなったのが、12月8日の京都新聞・地方版のこの記事。「上津屋地区(八幡市)流れ橋復旧 待ち遠し」

流れ橋記事

 未だ復旧工事途中の流れ橋だが、八幡市側にある市民交流施設「四季彩館」に、流れ橋のコーナーが出来たと言う内容だ。同館は、2002年に八幡市が第3セクターとして開設。その後、何度か開催された「やわた流れ橋時代劇まつり」(2005年には、私も三味線屋勇次の扮装で参加しました)の開催場所にもなったが、2014年にJAやましろに運営母体が変わったそうである。

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「京都ヒストリカ国際映画祭 11月4日は必殺デー!」【3】

  • 2015.11.20 Friday
  • 01:11
 (前回からの続き)さて、京都ヒストリカ国際映画祭も、「必殺仕掛人」第1話に続いて、必殺シリーズ最高傑作と言われている「新・必殺仕置人」の第1話:問答無用…の上映だ!それなのに、ああそれなのに……お客の入りは半分程。しかも、私たちよりも年配の方が多い、これは、やっぱりPR活動の不足だと思う。まあ愚痴っていても仕方がないので(笑)、そろそろ本編に移る事にしよう。
 「問答無用」はシリーズ第1話にふさわしく、キャラクターや設定の説明描写に追われて、次々とストーリーが進行し、見せ場・名台詞が多い半面、まだ「新仕置人でおなじみの場面」が見られないのが、逆に新鮮だった!(尚、新仕置人・第1話は、手持ち映像がないので、記憶に頼っている事をご了解頂きたい)
 この時、私たちが座っていた前列の左の方に、白髪を頭の後ろで束ねた、メガネと髭のおじさんが座られたが、この人が、実は……(以下、次回のレポートで!)

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「京都ヒストリカ国際映画祭 11月4日は必殺デー!」【2】

  • 2015.11.19 Thursday
  • 00:40
  (前回からの続き)さて、前回のアップから、随分間が開いてしまいましたが(笑)……いよいよ「必殺仕掛人」《第1話》仕掛て仕損じなし…の上映!どちらかと言えば必殺歴が長い(笑)私も、さすがに「仕掛人」をリアルタイムでは見ていない。最初に見たのは再放送かだった?全話視聴したのは、テレビ大阪の時代劇アワーか、LD−BOXだったと思う(もうLDは手元には残っていない)。

 でも、TVの小さな画面で見るのと、劇場のスクリーンの大画面で見るのとでは、雰囲気が全く違う!特に、仕掛人は(後期仕事人と違って)ダレ場やギャグシーンがないので、緊張感を維持したまま飛ばす、飛ばす!最初っから最後まで見せ場の連続だ。同話は大筋は覚えていても。細かい部分はすっかり忘れていたので(笑)、再視聴してみて思い出した事、新たに気づかされた事も多々あった。ストーリーを事細かく追って行っても仕方ないので、ここではそれらを幾つかピックアップして行こう(参考用に、押し入れに仕舞ってあった「仕掛人」第1話のビデオテープを使ってます)。


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「京都ヒストリカ国際映画祭 11月4日は必殺デー!」《1》

  • 2015.11.13 Friday
  • 01:56
 アップが1週間遅れになってしまいましたが(笑)、11月4日(水)に京都文化博物館で行われた京都ヒストリカ国際映画祭。世界に誇る、日本のTV時代劇の傑作を取り上げて上映するヒストリカフォーカスへ行ってきました。私の目当ては、必殺シリーズ・第1作「必殺仕掛人」(第1話)と、シリーズの最高傑作と言われている「新・必殺仕置人」(第1話)のスクリーン上映……それと、11月29日(日)に放映が決まっている「必殺仕事人2015」の森山プロデューサーと石原興監督、犬童一心監督(「のぼうの城」他)による「必殺トークイベント」だ!

 去年の同映画祭でも、映画「必殺4」が上映されたので、いそいそと見に行ってきたが、何と言っても、今年は内容が遥かにグレードアップしている!公式HPで同イベントを知ってから、チケットの購入が可能な"初日"(笑)に、チケットぴあで「仕掛人」と「新仕置人」の両チケットを購入!今か今かと「その日」を待ち続け、当日朝は気合を入れる為に(笑)、上映される新仕置人にちなんだ、自作の「念仏の鉄骨外しTシャツ」を着込んで出陣!余裕を見て、上映時間の2時間前の―1時頃には、文化博物館に到着した。

京都文化博物館

 当日は、非常に天気が良くって暑いくらい!会場の中を一回りしてから、遅い目の昼食を近くのなか卯で取り、イベント会場でちょっと一休み。文化博物館では、大勢のおじさんおばさんが歩き回り、エレベーターに列を作って乗って行くので、今回のイベントはそんなに人気があるのかな?−と、ちょっと嬉しくなっていたら、何と同時開催されていた「美術展?」目当ての客だった!……がっくし(笑)。
 気を取り直して、入場時間(上映は午後3時から)の2時半の30分前くらいに、同イベントの受付けへ。京都ヒストリカ映画祭のパンフレットを購入し、並べられたいろんなチラシもゲット。チケットを確認してもらったものの「まだ入れません」と言われたので、入り口近くで時間待ちの休憩。持ってきた同人誌「殺した奴をまた殺す」を読んでいると、ここで面白い出来事に遭遇した。
 
ヒストリカ映画祭パンフ

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トム・クルーズ大活躍の「ミッション・インポッシブル」!

  • 2015.09.25 Friday
  • 00:27
 先日、やっと映画「ミッションインポッシブル ローグ・ネイション」を見てきた。予告編やTVの宣伝スポットでバンバン流されて、おおっ!?−となった「離陸する飛行機のドアにつかまって、そのまま宙吊り状態になるトム・クルーズ!」がアヴァンタイトルで終わってしまったのには驚いたが(笑)、本編に関しては大いに楽しめた!

 注目点は2つあったように思う。

(1)トムの決死的アクションが凄い「007テイスト」
(2)往年のTV版「スパイ大作戦」を思わせるシーン
 
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【映画感想】「ターミネーター・ジェネシス」(ネタバレ全開、注意!)

  • 2015.08.05 Wednesday
  • 22:31
  「ターミネーター5」ならぬ「ターミネーター・ジェネシス」を見てきた。

 事前情報を余り見ないようにしていったので、冒頭のシーンから裸のシュワちゃんが(1984年当時の)現代に出現するまでは、てっきり最新のVFXを使って「描き直した」リブート版……例えば「スタートレック」の新版や、「猿の惑星」の新世紀版のように……と思っていて、シュワちゃんが3人のヤンキーに「服を寄こせ」と言う場面で、思わず「やってる、やってる!」とニヤニヤしていたら、「お前に服は必要ない」と二人目のシュワちゃんが出てくる場面を目にして、ビックリ仰天!

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【創作】「必殺仕事人III」妖怪カネゴンになったのは加代

  • 2015.07.30 Thursday
  • 17:11
 今日も、何でも屋の加代は朝から晩まで走り回り、「あ〜〜忙しい!忙しい!」と《お金儲け》に余念がない!たまたま街中で出会った順之助にも、「ねえ、坊やぁ。今度お上が霞ヶ丘に、バカでっかい屋根付きの運動場を造るって聞いたんだけどさあ……。何かお金儲けのネタにでもならないかしら?」と声をかけては、「あのねえ、おばさん!そんなにお金、お金ってばかり言ってると、今人気の妖怪絵師・水森岩燕が描いてるお金の妖怪−金業(かねごう)みたいになっちゃいますよ!」と言い返されてしまう始末だ!

 そんな折、何とかコネを辿って、新・大江戸運動場−「間八堂」の下働きの仕事に潜り込んだ加代は、地鎮祭の前夜に掃除をしているや、式場の片隅の砂の中から「赤色と青色に染まった繭」を見つけたのだ。誰も見ていないかどうか、素早く左右に目を配るや、にんまりと笑って懐に仕舞い込む。

加代「こりゃ、ちょっとした縁起物だねえ……。これから、どんどん良い事があって、お金が入って来ますように!」

 地鎮祭の祠に向かってパンパンと拍手を打った加代は、そのまま家へ帰った。その夜、キンキラキンのお屋敷で、小判に埋もれる夢を見る加代!だが、その翌朝、順之助が訪れるや……。

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パロディー「獄門島だョ!全員集合!」

  • 2015.04.16 Thursday
  • 00:41

《はじめに》
 このパロディーは「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」第5巻/獄門島(上)を購入し、冊誌を読んでいる内に、製作局が「毎日放送」である事……放映日が「全員集合」放送中の土曜日である事……そして、「全員集合」で、志村けんが度々「金田一コント」をやっていた事を思い出したのがきっかけで、「もし『全員集合』で、横溝正史シリーズ・獄門島…の番宣コントをやっていたら?」と妄想した《結果》が、これ(↓)です(笑)。あくまで「パロディー」「嘘番組」(爆)ですので、くれぐれも「本気」にしないように!



「獄門島だョ!全員集合!」

 1977年7月30日、土曜日・午後8時。TBSテレビにチャンネルを回すと、いつもの「あの」テーマが流れない……。その代わりに、真っ暗なステージにスポットライトが当たる。照らし出されたのは、病に伏した鬼頭嘉右衛門(いかりや長介)を囲む三人―了念和尚(加藤茶)、医師の村瀬幸庵(高木ブー)、村長の荒木真喜平(仲本工事)だ。三人に"何か"を伝えようとする嘉右衛門だが、モゴモゴ言うばかりで、声がさっぱり聞こえない!
 何度も何度も「えっ?」と聞き直す和尚たちに、遂にブチ切れた「瀕死」の筈の嘉右衛門が、突然ガバッと立ち上がり……「獄門島だョ!全員集合!!」(♪ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃんちゃんちゃ〜〜ん!)

全員「♪はぁ〜〜ドリフ見たさに(あぁ、どうした?どうした?)
  チャン〜ネ〜ル、こりゃ、回したら〜〜(はぁ、それからどうした〜?)
  今日はな〜〜あ、今日は違った、こ〜りゃ!
  それさな〜〜あ、横溝ミステリ〜〜!

  えんや〜〜こ〜らやっと、どっこいじゃんじゃん、こ〜らやっと!
  ……よろしく〜〜!!」
(全員、客席に向かってお辞儀)

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