「藤田まことさんを偲ぶ」(於、カフェギャラリー・タロイモ)

  • 2016.05.19 Thursday
  • 11:10
 2月11日と25日の二回。仕事休みを利用して、大阪の松屋町へ。藤田まことさんの舞台美術や、必殺シリーズの全てのサブタイトルを書かれてこられた竹内志朗さんの貴重な資料が展示されている、カフェギャラリー・タロイモさんへ行ってきた。

 元々は、ツイッターで偶然見かけた白川タロイモさん(ギャグ漫画家で、カフェギャラリー・タロイモのオーナー。何と、竹内志朗さんのお孫さんで、竹内さんのアトリエもタロイモの二階にあるらしい!)のツイートで知ったのがきっかけで(ツイートを遡って行ったんだが、3月4日以前のツイートは表示されなくなっていたが、連携していたmixiにつぶやきが残っていたので、前日の10日だと分かった)、タロイモさんのツイッター&ブログに、翌11日にお伺いする事をお伝えしておいてから、当日の午前中に電車を乗り継いで大阪へ。松屋町駅で降りてから、最初は場所が分からずにうろうろしたものの(笑)、スマホの地図で調べてやっと到着しました!


タロイモ1


 
 ここで店の写真を撮る準備をしていると、年配の上品な紳士が携帯で喋っておられたのを見て「もしや……?」と。でも、先ずは写真撮影に専念し、カフェギャラリー・タロイモの店構えと、竹内志朗さんのアトリエの看板(どうやらタロイモさんの2階にあるようです)を撮影する。タロイモさんの店内は携帯電話を遠慮して貰っているらしく、たけうちさんがでんわされていたのも、そのためだそうです。さて、中に入って行くや、目に入ってきたのは「藤田まことさんを偲ぶ」のパネルと「剣客商売」の大ポスター!
 店内はオシャレなカフェレストランで、壁面には舞台の美術背景パネルが、テーブルには所狭しと言わんばかりの台本・パンフ・チラシ等々!そして、やはり先程見かけた方が竹内志朗さんで、私がタロイモにいる間、ずっとどこかの取材を受けていられました(その内の一つは、近くの空堀商店街の方だったようです←その後のツイッター&ブログでの書き込みより)。


タロイモ2

タロイモ3

タロイモ4

 先ずは、店のオーナーのタロイモさんにご挨拶し、少し遅い目のお昼に、カレーとサラダを注文。非常に美味しそうだ!それからは食事をしつつ、くれぐれも汚さないように注意しながら、置いてあった数多くの資料を見る。まあ、あるわ、あるわ……!私が見た事がある物ものから、一度も見た事のないもの、その存在すら知らなかった(!)舞台の台本・パンフ・チラシの数々!舞台「鳴門の渦潮」とか「女稲葉小僧」は、舞台データは収集できているが、ストーリーの詳細は分からなかったので、台本をチラチラとでも読めたのは非常に嬉しっかった!こんな展開&結末だったのか〜〜!−と唸ることも度々。

タロイモ7

 しかも、伊吹吾郎氏が登場しない名鉄ホール版の「必殺・女ねずみ小僧」や、 サンシティ越谷市民ホールでの「地獄花」公演は、今までにかなりの舞台の情報を収集できていたと自負していた(笑)私も、全く知らなかった舞台だった!とにかく写真を撮りまくり、新たに知った情報をチェックしまくる。

タロイモ5

タロイモ6

 ずっと取材を受けていられる竹内さんだったが、さすがに勝手に写真を撮る訳にはいかないので、そこは自重(後から思うと、結局竹内さんの写真は撮ってなかったなあ……)。ここまでで、結構長い時間お邪魔していたので、一息入れるべくアイスコーヒーを注文する。店内には、竹内さんのこれまでのTV関連(&必殺も!)の仕事をまとめた自家出版の書籍―「テレビと芝居の手書き文字」のサンプル版が置いてあった。マスターにお聞きすると、数少ない在庫が置いてあると言う事で、後で購入する事をお伝えする(前々から何とか購入したいと思っていた本だ!)。

 ここで竹内さんが、取材されていた方に「藤田さんが舞台で髭を生やさなければならなかったので、TVではいろいろと苦労したんですよ」と言ってられたのを耳にして、それは旋風編の「主水、バースになる」ですよ〜〜!−と、心の中でツッコミ(笑)。その後、やっと取材も終わられたようなので、マスターの口利きで、自分が必殺シリーズと藤田まことさんの大ファンである事をげ、少しばかり話をさせて頂く事が出来ました。その後、竹内氏のサイン入りの「テレビと芝居の手書き文字」の本を購入。運よくお会いできればと思って持って行った、舞台・南座版の「地獄花」台本にサインして頂く。裏表紙には、山内としお氏のサインがあるので(ヤフオクで落札出来ました〉、これはもう家宝モノです!


タロイモ8

 かくして、マスターと竹内志にお礼を言い、タロイモを後にしました。

 さて、2月25日には、HPの必殺の舞台のページに新情報を加えるべく、事前に自分が持っている舞台のパンフとチラシをチェックしておいてから、再び大阪へ……。タロイモさんに到着すると、今日も取材を受けていられた竹内氏。私を見かけて覚えて下さったのか、おっ!−と手を上げて下さいました。先ずはホットケーキを注文し、前回はただ片っ端から撮るだけだった資料の数々を、一冊一冊、1枚1枚キチンとに写真に撮り、日時や会場・キャスト&スタッフ等の詳細なデータも記録。見る事が叶わなかった「必殺・ぼたん燈籠」や「鳴門の渦潮」「女・稲葉小僧」等の台本を繰って、ストーリーの気になっていた箇所をあれこれとチェックする。


タロイモ9

 それで、TV中継版では、なぜかカットされていた(!)「必殺・ぼたん燈籠」での順之助の殺し(井戸から出るおつゆの幽霊に女装し、ライデン瓶で仕置き)の詳細や、藤田氏が二役をやっている「鳴門の渦潮」のクライマックスでは、藤田氏演じる悪役・姫縛りの陣内が、最後は被害者を庇って深手を負い、加代に後事を託して息絶えると言う展開。ラストは阿波踊りで終わると言うエンディング(仕事人たちは踊っていない……秀もか?(爆))。
 「女・稲葉小僧」で、長崎から帰ってきた順之助が加代と街道の茶屋で再会し、花紀京扮する田舎小僧に名前を騙られる下りや、クライマックスの殺陣(順之助のライデン瓶も、真吉の手槍も、台本には全く描写されず!)が非常に省略されて書かれていた事を知る。ただ、女・ねずみ小僧での、加代と主水の「TV版の設定との違い」をチェックするのは忘れてしまった……。

 残念ながら、今回は竹内さんは取材の関係か、2回のアトリエへ上がられてしまったので、お会いする事は叶わなかった。かくして、目一杯情報を取集するや、タロイモさんを後にして帰宅。マスターのお話では、藤田まことさん関連の展示が好評だったので、4月初めまで延長されたそうだ。その後、私の書き込みでこの展示を知った、マイミクの霧咲さんやリッチ・ミーさんも、後日タロイモを訪問。竹内氏と話をする事も出来たそうである。

 今まで見る事の出来なかった資料、その「存在」さえ知らなかった貴重な資料の数々を、じっくりと拝見し……写真に撮り……あまつさえ、全必殺シリーズのサブタイトルを描かれた竹内志朗さんとも話をさせて頂いたタロイモさんには、もう「感謝!感謝!」の言葉しかない!「あれも見ておけばよかった!」「「あれも確認しておけばよかった!」と思う事も多々あったので(←この欲張りめ!(爆))、また機会があれば、是非ともお伺いしてみたいと思っている(尚、タロイモさんの展示スペースはレンタルギャラリーとして、様々な企画展示を行っている為、竹内志朗さんの舞台美術展示は、好評のうちに終了しました)。
 尚、ここに載せたのは、2回の訪問で撮影した写真のほんの一部だが、近い内にHPの必殺シリーズの舞台の部屋に「資料」として、抜粋掲載させて頂くつもりだ。

 タロイモさん。改めて、本当にありがとうございました!

                                 【終】

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