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    旧・本能寺跡の「信長茶寮」へ行ってきた

    • 2013.06.09 Sunday
    • 01:34

     戦国の英傑・織田信長が、家臣である明智光秀の謀反によって落命した「本能寺の変」……。その「旧・本能寺」付近に建てられ、信長の命日である「6月2日」にオープンした食事処−「信長茶寮(しんちょうさりょう)」へ、先日行って来ました。

    本能寺地図 

     旧・本能寺の敷地は、近年の発掘調査によると……南は蛸薬師、北は六角通、東は西洞院、西は油小路……とかなり広大で、従来の説よりも「北寄り」となり(寺の北辺は「三条通」にまで達していたと言う説もあり)、要塞並みの規模を備えていたそうだ(2007年10月20日の京都新聞より)。

    京都新聞

     ……さて、話を当日に戻すと、京都駅から市バスで西洞院四条へ。大体の場所を覚えていたが、それらしい建物が見つからないので(西洞院蛸薬師辺り)、「本能寺」と書かれたたすきを掛けたオバちゃん(多分、近くにある「本能寺小学校」の緑のオバちゃんだと思う)に訊ねたところ……「すぐそこですよ!」との返事。目をやると、開店祝いの花が見えました!(笑)

    信長茶寮

     先ず、道路を挟んで、店の外観を撮影。住宅地のど真ん中なので、それと知ってないと分かりません(笑)。同種の店である、河原町三条東の「海鮮居酒屋 池田屋」は、すぐに分かりますけどね!ちなみに、「本能寺」を示す石碑は、先に上げた地図でも示してますが、信長茶寮のずっと西南の方に立ってます(なので、余計に分かりにくい……)。

    看板

     近付いて、店の入り口を撮影。店内で頂いたお品書き兼パンフレットによると、漫画家・原哲夫&北原星望氏が総合プロデュースし、老舗呉服屋・小田章と提携しているそうです(信長茶寮の脇の路地を入った奥が「小田章」のお店かな?)……そのせいか、店の雰囲気が、何だか「クラブ」っぽい!(笑)この辺りも、東映京都撮影所と提携した、大衆志向の「池田屋」と異なった点みたいですね〜〜。

     さて、開店祝いのお花をアップで。ゲーム「信長の野望」のゼネラルプロデューサーや、なぜか「柴咲コウ」「HYDE」の名前も(柴咲さん、信長関連のドラマに出演されてたかなあ?)店内に入ってすぐのところに、格闘家・角田信朗氏と俳優・阿部寛氏からのお祝い花も)。

    祝い花1

    祝い花2

     ここで、お店の方に「見学させて貰って良いですか?」と訊ねると「どうぞ、どうぞ!」との返事だったので、先へ進みます(ここでは、こう言ってくれたんですけどねえ……)。

    グッズコーナー

     建物の幅は、はっきり言って狭いです。一階奥には、織田信長関連の様々なグッズを販売してました。私は、記念に「覇王のステッカー」を購入。販売コーナーの奥に「龍」の墨絵が見えますが……これが、地下一階から吹き抜けになっている「信長の慰霊碑」です。

    ステッカー

     脇の階段から、地下一階へ降りると、真正面が「織田信長の慰霊碑」です。先程の3mもの高さがある「龍の墨絵」は、新進気鋭の日本画家・柏原晋平氏の筆による大作。

    慰霊碑1


    慰霊碑2


     慰霊碑自体のアップ。織田信長をはじめとして、本能寺の変で落命した織田家家中の侍たちの名が刻まれているようです。慰霊碑の上に乗っているのは、安土城の「盆山(=信長が自分の身代わりとして、安土城に奉った貴石、安土城焼失で行方不明に)」に見立てた、安土産の石だとか。慰霊碑の周囲には水(後で触れる湧き水か?)がゆっくりと流れていて、慰霊の蝋燭を、水面に浮かべる事が出来るようになってます。
     尚、慰霊碑の手前には、遺跡発掘の際に産出した「本能寺の焦土」が、ガラスケースの中に収められてます。

    手水場


     文章上では前後しましたが、慰霊碑脇に「手水場」(参拝者が手と口を清める湧き水)があったので、手を清め、口をゆすいでから、慰霊碑に向かって手を合わせ、本能寺の変の犠牲者の菩提を弔ってから写真を撮らせて頂きました。この手水場や、一階にあった「利休の柳の水」は、いずれも地下50mから汲み出している湧き水で、信長茶寮の料理にも使われているそうです。

     ちなみに、こちらは現在の本能寺(寺町御池下がる)の方に立っている、織田信長の慰霊碑です。

    本能寺

     慰霊碑と反対側の方向の壁には、本能寺の変当時の古地図と、現在の京都市内の地図が並べられています。この店のコンセプトでもあると思われますが、正に「過去」と「現在」の融合ですね!

    古地図

     地下一階の奥まった場所には「バー・カウンター」。二階に上がると「食事処」、3〜4階が「イベントスペース」&「個室」なんですが……2階へ上がった途端、いきなり「お食事ですか?」と切り出されて、些かゲンナリしてしまいました……(笑)。

     そりゃ、2階は「食事をするところ」だとは、私も承知してますよ?……でも、せめて「いらっしゃいませ。どうぞお気軽にお入り下さい!」とでも、先に言って頂けたなら、ただ見学するだけのつもり(爆!)の私でも、「ああ、気を使ってくれてるなあ〜〜!また来ようか」と思いますが、余りにも「商売っ気」が前面に出過ぎてしまうと、こっちも「……もう結構です」と言う気になってしまうんですよ!(笑)

     ……と、ついつい「商売人」根性が出てしまった私でした!(爆)今回のレポートは、この後「宇宙戦艦ヤマト2199」に関連する「白糸酒造」、今宮神社でのロケ地検証、映画「リアル 〜完全なる首長竜の日〜」の鑑賞と、いろいろ予定が立て込んでいたので、当日は先を急ぎました。

     最後に、いろいろと頂いたお品書きやパンフレット等の画像で、今回のレポートは終了です!(……次は、食事に行くのか!?(爆)) 

    チラシ 

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    • 2020.04.26 Sunday
    • 01:34
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      コメント
      こんにちは。
      カッコいい!うわぁ行きたい!と思いつつ…

      >何だか「クラブ」っぽい!(笑)

      私もそう思いました笑
      なぜこんなにも夜のにおいがするんでしょうか!?
      こんなのどんどん建ててもらいたいですヾ(*´∀`*)ノ
      • aoi
      • 2013/06/10 8:55 AM
      どもども、aoiさん。

      >夜のにおい

      やっぱり、織田信長の「死のイメージ」=冥界が漂っているからでしょうか?(しかも、慰霊碑は「地下」へ降りてきましたし……)。

      逆に、池田屋での「新選組」は、階段を"上って行った"と言う上昇志向(笑)が感じられます。

      • 都の商売人
      • 2013/06/10 12:21 PM
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