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    「ゲゲゲの女房」最終話放映!&「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」

    • 2010.09.26 Sunday
    • 12:19
     9月25日(土)、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が最終回!毎回録画して見ていましたが……最終週では、漫画家・水木茂にとってのクライマックスー「水木プロ設立20周年パーティー」と言う"お祭り騒ぎ"で大いに盛り上げ(画面には、ベレー帽に丸眼鏡・蝶ネクタイ姿と言う、正に「手塚治虫」を思わせる人物も登場!)、ラスト2回は、布美枝の父・源兵衛が亡くなり、その葬儀の為に、茂と布美枝たちが安来を訪れると言う、非常にしっとりとした「良い終わり方」でした。

     特に印象的だったのが、ラストシーンです。第1話のラストと同じ、鬱蒼とした妖しの森……。子供時代の布美枝が遭遇した『べとべとさん』が再び現われ、布美絵の手を取った茂が「べとべとさん、先へお越し……」と言うのを見て、かつて自分に「べとべとさんの呪文」を教えてくれた"スケッチブックの青年"が、もしかしたら「今の旦那様(=茂〉」ではなかったか?ーと思ってしまう布美枝。
     「お前、よくべとべとさんの呪文、知っとったな?」と尋ねてくる茂に、「昔、教わったんです(それが、本当は「誰」だったのか?……布美枝は分からない〉、居らんけど居るって」と応えると、二人の背後から「お〜い!」と声がかかる、

     振り返った二人が目にしたのは……鬼太郎ファミリー。悪魔くんとメフィスト。河童の三平たち。みな、茂たちに手を振り笑う!
    「何だあ〜〜。みんな、居ったのか?」と茂。
    「ず〜っと一緒だったんですね……」と布美枝。
     微笑んだ二人が再び歩き出す。「まだまだ……これからだ」と言う茂に「はい……」と笑顔で返す布美枝。歩み去る二人の後ろ姿に、主題歌が被る。

    ♪……信じたこの道を〜〜確かめていくように〜〜。今〜〜ゆっくりと〜〜歩いて〜いこう〜〜。

     漫画家・水木しげるではなく、村井茂と布美絵ー二人の「人間ドラマ」が、ひとまず「幕」を閉じる……。そんな終わり方だったように思えます。


     それで、「ゲゲゲの女房」終了記念(笑)として、随分前に納入して、まだ感想がアップ出来てなかった対談本「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」(文藝春秋社)の感想をば……!
     言うまでもなく、「ゲゲゲの娘」は、ゲゲゲの鬼太郎の生みの親ー水木しげるの次女・水木悦子さん!(当然「ゲゲゲの女房」にも、役名を変更して登場されてました)……「レレレの娘」は、レレレのおじさんの生みの親ー赤塚不二夫の長女・赤塚りえ子さん!……「らららの娘」は、「♪空を越えて〜〜ららら、星の彼方〜〜!」の主題歌で有名な鉄腕アトムの生みの親ー手塚治虫の長女・手塚るみ子さん!この対談は、朝日新聞に掲載されたものを纏めて、娘さんたちが選んだ、それぞれの父の「傑作漫画三篇」も収録されてます。

    ゲゲゲの娘

    本のイメージを一言で言うなら……かつての欽ドン風に「良いお父さん、悪いお父さん、普通のお父さん」と言ったところでしょうか?(笑)

     先ず「普通のお父さん」から言うと、「家に連れてきたボーイフレンドの"本性"を一発で見抜く」(赤塚不二夫〉、「手塚ファンの姉が『お父ちゃんの漫画には未来がない』と言うと本気で怒った」(水木しげる)、「結婚問題から家を出た日、死後に見た父の日記に『今日、るみ子が家を出た』と書かれてあった」(手塚治虫)……と言った事が、"世間一般のお父さん"と変わらない姿を思い起こさせます。

     逆に「悪いお父さん」(笑)としての面では、三人が三人とも共通する「仕事が忙しくて遊んでくれない」!また、テレビでも描かれた、水木しげるの売れなかった頃の「極貧生活」や、学校で「漫画家の娘」とからかわれた事。赤塚不二夫の常識を遥かに超えた「女性問題」と、晩年のアルコール依存症&入院。手塚治虫の虫プロ倒産。対談の中にも書かれてましたが、代表作・名作を描いた後も、売れない時期に、貧乏・倒産・借金で苦しみ……それでも、再び「火の鳥」の如く、大漫画家として復活している事が素晴らしい−とありました。

     これこそ、正に「良いお父さん」の典型でしょう!実際、漫画家の娘としてからかわれたり、父に反発して家を出たり、自分の仕事に「父親とは関係のない仕事」を選んだりしていた三人の娘さんたちも、最後は「それぞれの父の"漫画家としての偉大さ"」を改めて確認し……今では、自分なりの方法で「父親の仕事」を世間にプロデュースされているようです!

     この本に収録されている、水木しげるの「猫」は、毎日毎日の仕事に終われる日々を猫にからかわれると言う短編漫画ですが……このエピソードは、「ゲゲゲの女房」にも”水木タッチの猫”と共に出てきたので、TVを見て、思わず笑ってしまいましたよ!(実際。この対談本で、水木悦子さんが語られているエピソードが、形を変えて、TVによく出てました〉

     また、一番泣けたのは、手塚治虫の「ジャングル大帝」のラストシーンのエピソード。人間を守って死んだレオの毛皮を担いだヒゲオヤジと、レオの息子のルネが、遥か彼方の地平線へ向かって歩いていく場面で、ヒゲオヤジが「お父さんの話をしようか」と言うと、彼方の空いっぱいに「レオの姿をした入道雲」が湧き上がっている!……と言う場面は、手塚るみ子さん曰く「これは、私自身の物語だ」「その先にある未来は、私自身が見つけるべき物語なんだ」と思われたと言う事です。
     しかも、世間には「お父さんの話をしよう」と言うヒゲオヤジ的人物が、いっぱいいるとの事!それほど、手塚治虫を語りたがる"人"が、世間には多いんでしょうね〜〜!!(笑)

     手塚治虫の息子・手塚真の場合は、るみ子さんとは、少し「状況が違う」ようで、やっぱりこれは「娘から見た父親像」なんだな〜!ーと思った次第でした(父と息子の場合は、やはり「ライバル的な関係?」になるからでしょう)。

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    • 2017.04.05 Wednesday
    • 12:19
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      コメント
      都の商売人様、こんばんは。

      昨日を持ちまして、連続テレビ小説が、無事完結致しました。

      マンガ世代への、直球ストライクゾーンな物語内容。
      自らが育ってきた、昭和の回顧録的展開。
      何より『水木しげる伝』の要素を、妻の視点から描写しつつも、
      あらゆる層の興味を取り込んだ傑作、と呼んでも過言ではないでしょう。

      家族の誕生〜家長の死で、起承転結が纏め上げられ、ラストは鬼太郎を始めとする
      水木キャラ登場で主人公夫婦を御見送りする、余韻溢れるラストシーンでした。

      ちなみに記念パーティーで、しげると握手していたのは、漫画家・うしおそうじ氏との事。
      調布編サイン会のイメージシーンにも登場していました。

      NHKには、ゲゲゲ出演俳優陣による、水木作品の実写化製作に期待大です。
      傑作怪奇短編集をセレクトして頂いて。

      本当なら半年と言わず、一年単位の放映でも充分に楽しめたであろう『ゲゲゲの女房』でした。
      近未来の続編に期待大です。
      • M NOM
      • 2010/09/26 8:44 PM
      どもども、M NOMさん。

      水木漫画(&鬼太郎ワールド)は、私も子供の頃からよく見てましたので、今回のドラマにも非常に馴染めました。

      NHKの朝ドラをまともに見たのは「オードリー」と、今回の「ゲゲゲの女房」だけと言う少なさです。

      >ちなみに記念パーティーで、しげると握手していたのは、漫画家・うしおそうじ氏との事。

      ベレー帽と丸眼鏡は「手塚治虫」風だったんですが、蝶ネクタイが若干イメージ違いだったので、本当はどうかな?−と思ってたんですが……うしおそうじさん。どこかで聞いた事がある気がしますが……分かりません!(笑)
      • 都の商売人
      • 2010/09/27 1:57 AM
      都さん、ども
      右京です。
      やはり、あれは手塚先生と思いますよね・・。
      うしおそうじは漫画家でしたが、Pプロ設立して「マグマ大使」や「スペクトルマン」などを製作した方です。
      • 花形右京
      • 2010/09/27 11:26 AM
      都の商売人様、こんばんは。
      うしおそうじ氏の経歴、ペーストしておきます。

      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%8A%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%98
      • M NOM
      • 2010/09/27 7:53 PM
      花形さん、M NOMさん。

      うしおそうじさんの情報、ありがとうございました!「マグマ大使」は、本当に良く見てましたし、「宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)」も、時折見ていたと思います。

      wikiによると、うしおさんは、既に亡くなられているようですので、役者さんが演じるうしおさんを、本編に登場させたと言う事ですね。
      • 都の商売人
      • 2010/09/27 11:47 PM
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      総員玉砕せよ! (講談社文庫)水木 しげる講談社 刊発売日 1995-06-07...
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